日本看護協会 認定看護師

日本看護協会の制度 認定看護師と専門看護師

認定看護師とは、日本看護協会が、より専門的で水準の高い知識や技術を持った看護のスペシャリストが必要だという要請を受け、1996年から、スタートさせた制度です。認定看護師と比較される資格として、専門看護師という、同じく日本看護協会が設定している資格がありますが、このふたつの違いについて簡単に説明しておきます。

専門看護師は、実践能力にプラスして、指導的役割、研究的役割が求められます。認定看護師は、実践化としての役割が強いそうです。難易度としては、専門看護師の方が研究的・指導的要素が加わる分、さらに難しい資格となっているようです。
いずれにしろ、どちらの資格も、日本看護協会の定める資格試験に合格し、認定を受ける必要があります。

 

 

日本看護協会の認定看護師になるには

日本看護協会の定める認定看護師になるには、毎年、年一回行われる、認定看護師認定審査受ける必要があります。この審査に合格して、登録申請をした方が認定看護師となります。
そして、認定看護師の認定審査を受けるための受験資格は以下の通りです。

【1】看護師、保健師、助産師のいずれかの免許を取得していること。
【2】実務研修5年(3年以上は特定看護分野の実務研修) 以上であること。
【3】認定看護師教育課程を修了していること。
この【1】〜【3】までのすべての条件を満たしていることが、認定試験をうける条件です。

「認定看護師教育課程」とは、日本看護協会が指定した教育機関で、定められた教育課程を受けることになります。6か月以上の連続した昼間の教育であることが原則となっているようです。
認定看護師になるには、このように看護師として、実務の現場でスキルを磨いたあと、教育機関での入学試験を受け、さらに勉強をし、認定試験を受けるという流れになります。

 

 

認定看護師の分野と種類

日本看護協会「認定看護師」は「特定の看護分野で熟練した看護実践ができる者」と規定されていますが、この特定の分野の種類は、現在は17の種類があるそうです。「救急看護」「皮膚・排泄ケア(WOC看護)」「集中ケア 」「緩和ケア」「がん性疼痛看護」「がん化学療法看護」「感染管理」「訪問看護」「糖尿病看護」「不妊症看護」「新生児集中ケア」「透析看護」「手術看護」「乳がん看護」「摂食・嚥下障害看護」「小児救急看護」「認知症看護」の17種類です。この分野については、今後も順次追加されていくかもしれません。


以上、認定看護師についての概要を説明してきましたが、詳しい情報は、日本看護協会のホームページをご覧になるといいと思います。
認定看護師は、看護師としてのスペシャリスト、取得までの長い、大変な資格ですが、看護の専門家としてのスキルアップを目指すなら、挑戦してみたい資格ですね。